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No.06Nintendo Switch

充電できないNintendo Switchを基板修理|充電不良の診断と修理事例

Nintendo Switch充電不良USB Type-C基板修理M92T36BQ24193
Nintendo Switchの充電不良と基板修理を表すイラスト
修理した機種
Nintendo Switch(HAC-001)
症状
充電不良
作業目安
最短当日
料金目安
約12,800円2026年8月現在
結果
修理成功

料金目安は修理費用の目安です。修理料金が税込8,800円以上の場合、当社からお客様への返送料は無料です。代金引換手数料はお客様負担です。

Nintendo Switch全機種にて、「充電できない」「充電マークは表示されるがバッテリー残量が増えない」「ドックに接続しても反応しない」といった充電不良のご相談を、ゲーム機修理マンでは多くのお問い合わせ・ご相談をいただいております。

充電不良の原因は充電ケーブルの断線、ACアダプターの電力不足や故障だけとは限らず、本体内部のUSB Type-Cコネクターや充電制御IC、更には基板自体の故障が原因となっているケースも少なくありません。

ニンテンドースイッチが充電できない主な原因

充電不良には以下のような原因が主となっています。

  • USB Type-C充電コネクターの破損
  • 充電制御IC(M92T36)の故障
  • 電源管理IC(BQ24193)の故障
  • USB PD(Power Delivery)の異常
  • 基板上のパターン断線
  • 落下や水没による基板損傷
  • バッテリーの劣化

Nintendo SwitchはUSB Type-C端子の抜き差しを前提とした構造となっており、コネクター内部の端子摩耗や半田クラックが発生しやすい構造となっています。

特にゲーム機という性質上、ご家庭で使われるケースが多く、子供たちが投げてしまうなど、無理な力が加わることで基板内部まで損傷し、USB Type-C充電コネクター交換だけでは修理できないケースもあります。

基板修理が必要になるケース

充電口にぐらつきがある場合はUSB Type-Cコネクター交換で改善することがあります。しかし、充電器を接続しても全く反応しない場合や、電流値が異常に低い場合には基板故障を疑う必要があります。

ゲーム機修理マンではUSBテスターや直流安定化電源を使用して電流値を測定し、どこまで電気が流れているかを確認します。

例えば、

  • 0.00Aで変化しない
  • 0.02A程度しか流れない
  • 0.45A付近で停止する
  • 起動電流まで上昇しない

といった症状は、充電制御ICや周辺回路に異常が発生している可能性があります。

例えば、充電制御IC(M92T36)の故障だった場合、USB PD(Power Delivery)の通信を制御する重要なICであり、どの箇所に多くの電力を注ぎ込まないといけないといった司令塔が故障したために充電器との通信が正常に行われず充電不能・しいては起動不良に陥ります。

Nintendo Switch基板上のM92T36と周辺回路の接写
充電制御IC(M92T36)と周辺回路

一方、電源管理IC(BQ24193)はバッテリーへの充電制御を担当しており、このICが故障すると電源供給が不安定になることがあります。

Nintendo Switch本体内部の基板とバッテリー周辺
Nintendo Switch内部の基板と電源管理回路

同箇所の交換では必ずヒートガンなどを利用し、一般的な半田付けの範疇を超えた作業が必要となってきます。

高度な半田付け技術が求められる修理となり、一般人だと太刀打ちできない。

半田ごて一本で全て解決できる次元を既に超えているのが今回の症状です。

高度なマイクロソルダリング・精密機器への半田付け作業が必要となり、中学校で習った半田付けとは比べ物にならないです。

初級編に近い、USB Type-Cコネクターの交換でも、内部は24ピン構造となっており、熟練の修理屋さんでも断る人々が多数。この時点でハードルが高いと言い切っていいでしょう。

ゲーム機修理マンでは顕微鏡下での作業を行い全ピンにしっかりと半田が載っているかの確認をしっかりと行っていきます。

さらに中級編と言ってもよい、充電制御IC(M92T36)や電源管理IC(BQ24193)などの主要ICはヒートガンなどを使用したマイクロソルダリングにて取り外し・実装を行います。

作業時には正常なICまで壊さないよう細心の注意を払い、半田ペースト・フラックスの選定、ヒートガンの風量・熱量の確認など多数の項目チェックが必要となってきます。

過度な加熱により、基板の反りやパッド剥離を引き起こすことも加味しつつ出来る限り通常使用かつ基板ベースでの補強を行います。

交換後はショートチェックや導通確認を行い、正常な電圧・電流が出力されているかを測定し、2時間ほどのストレステストを行っていきます。

基板修理後に充電マークが表示されたNintendo Switch
基板修理後の起動・充電確認

それでも修理したい理由とは?

Nintendo Switchの充電不良でメーカーへ修理を依頼した場合、USB Type-Cコネクターや充電制御IC(M92T36)、電源管理IC(BQ24193)などの基板レベルの修理には対応していないケースばかりです。

このため、症状によっては本体交換や基板交換での対応となってしまい、保存されているセーブデータや各種設定、ダウンロードデータなどが消えてしまう可能性があります。

また有料サービスの「セーブデータお預かりサービス」にてバックアップが取れない、あつまれどうぶつの森や1-2switch・ポケットモンスターの一部ソフトについても存在しています。

参考URL:ニンテンドーサポート。ユーザーの引っ越しとセーブデータの引っ越し。 https://support.nintendo.com/jp/switch/secondary/transfer.html

クラウドバックアップに対応していないゲームも存在するため、本体内にしか保存されていない大切なセーブデータを失うリスクがあります。長年プレイしてきたゲームの進行状況や思い出のデータを残したい方にとって、本体交換は大きな負担となる場合があります。

内部データを残したままお直しであれば専門店に相談が一番。

Nintendo Switchの充電不良は、USB Type-Cコネクター交換だけで改善するケースもあれば、基板修理やIC交換が必要となるケースもあります。

正確な故障診断には電流測定や回路解析、マイクロスコープを用いた基板点検など、専門的な設備と知識が欠かせません。

当ゲーム修理マンではUSB Type-Cコネクター交換はもちろん、M92T36・BQ24193などのIC交換、パターン修復、ジャンパー配線を含む基板修理まで幅広く対応しております。

データはそのままで修理可能なケースが多数、「充電できない」「電源が入らない」といった症状でお困りの際は、お気軽にご相談ください。